家づくりを楽しむ

DATE:2016年11月25日ブログ

前回のお話の続きです。

暮らし方や家族の幸せの形、自分たちらしさに、より重きを置いた「ライフスタイル優先型」ともいえる家づくりのパートナー(つくり手)としてがんばっているのが、全国各地の工務店なのです。

 

地場工務店は、自分たちが仕事をしている地域の人たちの暮らしに寄り添い、住まい手がいつも笑顔で暮らせるような家づくりを理想として掲げています。理想の現実に向け、家づくりの技術的な向上や省エネ、快適性といった住宅の高性能化に日々取り組んでいますが、最近、特に力を入れているのが地域にあった暮らし方や暮らしの楽しみ方の提案です。自分たちなりのスタンスで、その地域にあった暮らしを楽しむ人たちが増え始めた中で、そうした人たちに、より満足度の高い家を届けたいと考えるからです。

 

家づくりを楽しみ、暮らしを楽しむ人たちは、家への愛着を深め長く大切に住んでくれます。

それこそまさに、工務店冥利に尽きることなのです。

だから工務店は、「楽しさ」を伝えることに一生懸命なのです。

地域に「楽しさ」を広げる工務店

DATE:2016年11月9日ブログ

今回は地域にとっての工務店について書いていこうと思います。

 

「多様化する幸せの価値観と暮らし方」

かつて日本では、「いつかマイホーム」「夢のマイホーム」といった言葉が端的に表しているように、豊かさの象徴やある種のステイタスとして、家を持つこと自体が目的(ゴール)の時代が長く続きました。その結果なのか、量産型の消費サイクルの短い画一的な住宅が全国的に広がったように感じます。

 

しかし最近は、豊かさの尺度も幸せに対する価値観もライフスタイルも多様化し、それに伴い、自分や家族の幸せの実現のため、それぞれの暮らし方に合わせて家をつくろうとする人たちが増えました。

家族=住まい手のライフスタイルの延長線上に、幸せを実現するためのツールとして住宅を位置づける考え方は、とても自然で理にかなっていると思います。

 

家族のライフスタイルにフィットした家は、完成し暮らし始めた後も、長い期間にわたって「高い満足感」を住まい手にもたらします。

消費サイクルの短い住宅が大量生産されてきた日本ではいま、耐久性の高い住宅をつくり、長く大切に使っていくことが社会的なテーマになっていますが、そんな中で、持続する住まい手の満足感は、家への愛着を深めることにつながり、心(文化)の面からの住宅の長寿命化を促すことにもなるです。

 

長々と書いてしまいましたが、まだまだ続きますw

続きは次回に